ドールハウスのなかの絵
Paintings in a Dollhouse
著者:長井朋子
出版社:カルチュア・コンビニエンス・クラブ 美術出版社
価格:5,600円
発売日:2025年10月
判型:A4変/ページ数:168
ISBN:9784568105926
長井さんの作品は、
幼なじみみたいな、
同級生みたいな、
さりげないあたたかさにあふれている。
原田マハ(作家)
NHK Eテレ「時々迷々」の番組オープニングや、原田マハの小説本挿画なども手掛けるアーティスト、長井朋子のリアルとファンタジーが溶け合う世界!
本を開ければすぐそこに、
楽しい夢の景色
長井朋子の頭のなかには、独自の感性でつくり上げられた特別なドールハウスが存在しているのかもしれません。そこには、彼女が空想の世界と現実の記憶から拾い集めてきた人形やぬいぐるみ、ネコやシカ、馬、野に咲く花、キノコ、バラやしだれ桜、ままごとができそうなテーブルとイスにティーカップなどが所狭しと並べられています。ここに集められたモチーフたちは、まるで命を吹き込まれたかのように長井の絵のなかで自在に形や大きさを変え、子どもたちは伸びやかに息づき小さなキャンバスのなかでおすましのポーズをとったり、時には5メートル超えの巨大キャンバスのなかを縦横無尽に駆けめぐるのです。
横型の大判サイズ本に新作も多数掲載!
作家論の考察も読み応えアリ
奇抜なフレームにクスっと笑ったり、多彩な色遣いや大胆な筆遣いにうっとりしたり、チラリとのぞく精密な描写に目を見張ったり、物陰にひそむ小動物を発見してニヤリとしたり。本作品集に収録された約120点におよぶ大小さまざまな作品には、見るたびにいつも鑑賞者を楽しませてくれるたくさんの発見が散りばめられています。
東京オペラシティアートギャラリー シニアキュレーター 能勢陽子執筆のエッセイでは、独自の世界を創造してゆく長井朋子の作家性についても深く言及されています。