完訳カーマ・スートラ
抱擁、接吻、爪傷、歯咬、愛打……。都市生活者が身につけるべき教養として、さまざまな愛の技法と駆け引きを分類し、よりよい享楽への到達を説く古代インドの性愛マニュアル。ダルマ、アルタとともに、限りある人生において追求されるべきカーマの根幹に迫る。
【目次】
自序 岩本裕
カーマ・スートラ ヴァーツヤーヤナ
第一篇 総論
第二篇 性交
第三篇 処女との交渉
第四篇 妻妾
第五篇 人妻
第六篇 遊女
第七篇 秘法
訳註
「カーマ・スートラ」序説 岩本裕
後記
解説──インド性愛学のためのインド文化史的基礎 金沢篤