教職から始まる人生を豊かに
全国的に教員不足が続く現在、教員という職業の厳しさ、大変さがクローズアップされている。子供を育てることは責任重大であるが、未来を生きる希望や可能性を拓く契機にもなる職業と考えるとやりがいのある仕事でもある。教員は、教職生活を過ごしながら、何を学び大切にしたいと考えるようになるのか、何に喜びを感じ、悩んだときどのように救われているのだろうか。教職生活と家庭生活とのバランスをどのように考え決めているのか、等々について、教職に就いた後の参考資料になると考え、上述の問題意識を基に質問紙調査と聞き取り調査を行った結果をまとめたものである。複数の教員の人生径路を重ねながら、教職に就くことの大変さも、子供と共に過ごすことにより人生を豊かに過ごしている姿について共有できる書である。