しらさぎ

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著者:堀井弥生 
出版社:短歌研究社 
価格:2,500円

発売日:2025年06月
判型:四六判/ページ数:160
ISBN:9784862728029

内容情報(日販商品データベースより)

「人は悲しみを知って豊かになる」とは

先師松村英一の言葉である。

一時期、遠目にも痛ましい姿を垣間見たが

「歌は自らのためにある」という本然に著者は蘇った。

繊細な感覚と才のきらめき、更なる深化を約束するような第二歌集である。

                   ── 永井正子・「帯」より






《歌集より》



風に触れ光に触れて萌ゆる芽のごとくありたし吾のこころも



歩み入る古きみ寺にかへるでの重なる影が苔にさ揺らぐ



「真珠湾は伊勢にあるの」真顔にて問ふ若者にわが振り返る



糠雨に暮れゆくタベニ人目を産む躊躇ひを娘の言へり



さやさやと羽を広げて誘へる応挙の孔雀われを包めり



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