住宅の社会性を考える

住宅観と地域社会の形成

仕入元在庫あり

著者:永山のどか 木下光生 平山洋介 
出版社:晃洋書房 
価格:2,500円

発売日:2025年08月
判型:四六判/ページ数:210
ISBN:9784771039773

内容情報(日販商品データベースより)

なぜ住宅は「社会的」なものなのか

住宅観・住宅構想の変遷と、民間零細借家、社宅、市営住宅、橋下の住宅、そして、ホームレス向け簡易宿舎での住民の日常生活や抵抗・反対運動の事例から考える。

地域社会の形成にとって重要だったのは住民や関係者の「積極的」な関与だけではない。戦後日本の「橋下」住宅を訪問する警察官、学校の先生、民間零細借家における家主、ドイツの市営住宅に住む身体的、精神的障がいを持つ高齢の女性住民の「消極的」な関与もまた、地域社会の形成に欠かせぬ要素となった。

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