いちごをほおばる
小さな愛の記憶を拾う詩とエッセイ
―生きとし生けるすべてに愛を―
真冬の/この空のどこかに/母は私を見ている/どこまでもつづく/空の藍に溶けて/母の声を聞く
(「母は空にいる」より抜粋)
生きるとは何か。愛とは何かー。
誰もが一度は立ち止まる問いにまっすぐに向き合い、詩とエッセイを織り交ぜながら、やさしく、そして力強く語りかける。
なかでも母への深い感謝と愛を綴った詩は、読む者の心に静かな余韻を残す。
終章「愛あればこそ ―あなたの言葉に感激して―」では、愛とは許しであり、すべての人を包み込む力であると説き、読者に深い共感と希望をもたらす。
悩めるすべての人に届ける、愛と温もりに満ちた1冊。