蠢く

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著者:橋みずほ 
出版社:短歌研究社 
価格:3,000円

発売日:2025年07月
判型:B6変/ページ数:212
ISBN:9784862728050

内容情報(日販商品データベースより)

昆虫や魚、鳥たち。春の芽吹きや風にゆれる麦の穂。時ににんげん。
自然のかすかな動きをそのままに感受し、歌として紡ぎ続ける著者の第十一歌集。

――言葉を短歌の形式に入れたときに、身体ごとぴったりとはまった感覚があった。
  形式とは揺れ幅をもつ器であることを知り、その奥深さに佇んだ。
  それが言葉の魅力なのだと思った。長い時のなかでゆっくりと、
  言葉と真向かう日々があった。   (「あとがき」より)



【収録歌より】

蝶が来てそっと玉を抱いている燃える夕陽になるまでとまる

春の虫風にゆれとんでるようなゆれいるような

雨がぽつり 葉を打ちながれて雨が ぽつり

太古のはるか風のなかなる麦の穂が光に立ちぬ

すっくりのびる影法師おまえはだれだかたむく陽のなかにいて

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