空海と華厳思想

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著者:竹村牧男 
出版社:春秋社(千代田区) 
価格:4,800円

発売日:2025年07月
判型:四六判/ページ数:464
ISBN:9784393172988

内容情報(日販商品データベースより)

第九住心と第十住心の差違はどれだけあるのか。

空海が密教に次いで評価した華厳の思想は、教主や世界観などで共通点も多い。仏身・言語観・世界観・成仏観・慈悲の観点から教理上の比較研究をした第一部と代表作『十住心論』第九極無自性住心を逐文解説した第二部からなる空海思想にさらに踏み込んだ大著。

「弘法大師空海の思想(人間観・世界観)を尋ねるには、もちろん密教の思想を十分、理解することが最重要であるが、もとより十住心の思想体系をも組織しているのであるから、外道や顕教各宗の思想にも通じる必要がある。......私は本書において、いわば華厳宗と真言宗との比較思想学的研究を試みたわけであるが、その作業を通じて少なくとも私には空海の密教の特質がより明瞭になったし、逆に華厳宗の思想の特質もより明確になったと感じている。両者の思想を相互に照らし合わせることによって、かえって双方の思想のそれぞれの独自な意義をより深く理解できるようになったと思うのである。」(本書「あとがき」より)

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