灘校現役数学教師と探究する 灘中入試問題

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著者:河内一樹 
出版社:講談社 
価格:1,800円

発売日:2025年07月
判型:四六判/ページ数:232
ISBN:9784065398388

内容情報(日販商品データベースより)

【この夏休みに算数・数学の力を伸ばしたい人必読の書】
受験界でも「唯一無二の面白さ」と称賛される灘中算数入試の問題を、灘の現役数学教諭が解説する贅沢な本。
「私も子どもの時に読みたかった」と仏エコール・ポリテクニーク教授の郡山幸雄氏も絶賛する。
中学受験を目指すすべての受験生とその親御さんはもちろん、
数学好きの大人、知的好奇心に満ちたすべての日本人にオススメの一冊です。

【本書の内容】
第1章 お金の問題
消費税やポイント制度など、普段の生活で接する機会の多いお金の問題に挑戦してみよう。
第2章 小数のフシギ
37×3=111 このような「きれいな並びの計算式」が、実は小数の性質に関係してるって知ってました?
第3章 数式で世界を表す
「自然は数学の言葉で書かれている」と、ガリレオ・ガリレイは言いました。その真意を味わいましょう。
第4章 数え上げよう
原始的に思えるけど、「数え上げ」は重要な算数の分野だし、難しい問題を解く武器になります。
第5章 PとCを使いこなす〜数え上げ発展編
P(順列)とC(組み合わせ)を駆使してより高度な問題に挑戦しつつ、「カタラン数」の面白さに触れよう。
第6章  図形問題で役立つ補助線
図形問題を一発で解いてしまう「魔法の補助線」。どうすれば使いこなすことができるのか?
第7章 作問してみよう
こんな問題、どうやって作るの?作問者の気持ちに寄り添うことで、数学のさらなる面白さが見えてきます。

【推薦のことば】
郡山幸雄 仏エコール・ポリテクニーク教授
「灘中入試には唯一無二の魅力がある。解くうちに整数や図形の美しさに触れ、奥にある数学の世界に自然に引き込まれていく。『こんなにおもしろい問題、一体誰がどうやって思いつくんだろう?』と想像が膨らむ。本書は、問題に秘められた数学の魅力と、問題を自ら作ることで初めてわかる探求の楽しさを、灘校現役数学教師の河内さんが丁寧に伝えてくれる貴重な一冊です。小さな問いから広がる、研究のミニチュアの世界を存分に味わってください」

数学教師芸人・タカタ先生
「【はじめに】で『数学は美しい。そして、楽しい。』と宣言する著者に激しく共感!【本編】では、灘中の過去問という極上素材を使った絶品料理が次々と振る舞われる。しかも完璧なコース料理になってるんだなぁ、これが!さらにオープンキッチンで、作問の調理過程まで丸見え。『MATHラン』の三つ星レストランです!
みんなに薦めたいけど…授業ネタの宝庫すぎて、ほんとは秘密にしておきたい一冊!」

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