上代日本語における時間・主観表現形式の研究

和泉選書 200 
仕入元在庫あり

著者:青野順也 
出版社:和泉書院 
価格:3,500円

発売日:2025年06月
判型:四六判/ページ数:208
ISBN:9784757611252

内容情報(日販商品データベースより)

『万葉集』を主たる資料として上代日本語の時間・主観表現の文法形式を考察、意味や成立過程を明らかにする試みである。古代における助動詞「?り・たり」と「?つ・ぬ」にはそれぞれどのような違いがあるのか。「む・らむ」は意味の連続面を、「?べし・?まし」は成立過程を、上代語に特有の終助詞「?な・?なむ・?ね」については成立の先後関係を問題点として設定し、それぞれ上接語・下接語、活用形の分布状況、係り結びとの関係といった基準を設けて分析していく。

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