社会関係資本を活かした学校づくり
事例とデータでみる子どもたちの「つながり」
本書では、幅広い分野で注目されている「社会関係資本」(social capital)概念を応用し、 子どもたちの学力や非認知能力を育む学校づくりの特徴について明らかにする。子どもをとりまく社会関係、すなわち「子ども(友人)」「学級」「教師」「家庭」「地域」、これらの5つの社会関係資本の指標を主軸に、事例研究と統計分析の手法によって、子どもたちを取り巻く「つながり」を分析していく。「効果のある学校」「力のある学校」研究の最新の成果により、概念化・計量化可能な指標を構築しつつ、 学校づくりのプロセスに「つながり」がどのように寄与しうるかを具体的に探求。学校づくり研究にブレイクスルーをもたらす一冊。