週刊文春トップ屋魂 完全版

「文春砲」の創成期を走り抜けた男の半生記

仕入元在庫あり

著者:大下英治 
出版社:清談社Publico 
価格:2,000円

発売日:2025年06月
判型:四六判/ページ数:464
ISBN:9784909979797

内容情報(日販商品データベースより)

「文春砲」は、ここから始まった……

雑誌記者デビューから55年、著書500冊超のジャーナリストの集大成!



その時代のことは、疾風怒濤と言うしかない。いま私は、とても感謝している。

特別寄稿 高山文彦 (作家)



日本のジャーナリズムが再生するためには、第二、第三の「大下英治」の出現が待たれる

特別解説 花田紀凱 (元『週刊文春』編集長、月刊『Hanada』編集長)



「首輪のない猟犬」が追いつめた昭和・平成の怪物たち



わたしは、よく聞かれる。

「なぜ、そんなに取材し、書きつづけるのか。特に何が楽しいのか」

わたしは答える。

「取材相手にわたしが抱いている先入観が、

相手にぶつかることによって、粉々に砕ける瞬間がある。

昨日までのわたしの思いが、その瞬間に新しく生まれ変わる。

その瞬間がたまらなくセクシーなのだ」



どんなに苦しくても、人間を、社会の現実を描き迫ることほど

生きている実感を感じることはないよ。

その充実は、金銭には換えがたい。――「プロローグ」より

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