荷風の昭和 後篇
偏奇館焼亡から最期の日まで
著者:川本三郎 出版社:新潮社 価格:2,600円 発売日:2025年05月 判型:四六判/ページ数:592 ISBN:9784106039287
昭和と対峙し続けた荷風は奇人と見られながら戦後を生き抜く。荷風の精神を支えた大量の蔵書と共に、偏奇館は空襲で焼け落ちた。戦後、老文士は戦災のトラウマに悩まされ、奇人として有名になる。しかし尚も権威を嫌い、新憲法を嗤い、ストリップを楽しんで、市井の男女の情愛を描き続けた。著者自ら「これを書きあげたらいつ死んでもいい」と筆を振るった荷風論にして昭和論の金字塔!
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