歌誌月光 No.90(2025年4月)
〈歌謡は「歌う」一人称の文学として〉太古より今日へと来たった。そして、歌うということは当然のことながら、それ自身呼びかけるべき語りかけるべき他者を内含しているのだ。他者を内含することによって、二人称・三人称をも包括するのだ。 ──福島泰樹
歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号の特集は、「歌謡」。抗争の中で燃えたつ労働歌、モノローグ的な世界構造からアナーキーにもファシズムにもなりうる声、辞世の歌……。歌謡の中の短歌、短歌の中の歌謡を掘り起こす論考のほか、「短歌時評 半生と日常と歌」など会員による連載多数。