鴎外の甍

かりん叢書  
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著者:坂井修一 
出版社:短歌研究社 
価格:3,000円

発売日:2025年04月
判型:四六判/ページ数:204
ISBN:9784862728005

内容情報(日販商品データベースより)


   吾もきみも河原乞食とながらへて閻浮は歌の花ざかりなれ


2024年「〓外守」20首にて第60回短歌研究賞を受賞した著者の第十三歌集。

歌集冒頭の頃、著者は大学の附属図書館長となった。
定年を迎えた今もその〓外ゆかりの図書館の仕事を続け、自らを「〓外守」と任じている。

あとがきには、「森〓外。石原純。北原白秋。木下杢太郎。釈迢空。南原繁。馬場あき子はじめ現代歌人たち。歌集題『〓外の甍』は、明治から連なる皆さんへのオマージュです。」と記し、科学者であると同時に歌人であることに思いを巡らせている。
2021年春から2025年新春までの507首を収録。


【収録作品より】

妻も吾も梅雨のあらくさ戦争のすきまに生きて六十余年  ──「梅雨のあらくさ」

「出征」は出づるにあらず征くならずサイバーの野に矢を放つこと   ──「出征」

ちりあくた舞ふうつしよの昼の鐘帰りなむいざ〓外文庫   ──「〓外守」

わたくしは世界とおなじ壊れものペットボトルを双手でつぶす   ──「世界とおなじ壊れもの T朝刊」

AIもおもしろけれど薔薇咲けばブリコラージュの歌を歌はな   ──「擁腫」



装幀=岡 孝治(Oka Design Office)

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