ある助産婦の物語
マーサ・バラードの日記(1785ー1812)から
著者:ローレル・サッチャー・ウルリッヒ 梅谷俊一郎 宮崎聖子
出版社:九州大学出版会
価格:5,800円
発売日:2025年04月
判型:A5/ページ数:476
ISBN:9784798503868
アメリカ開拓時代ニューイングランドの助産婦マーサ・バラード(1735〓1812)が残した日記と、新聞・統計・裁判記録・書簡等の膨大な資料とを分析し、当時の医療や家庭生活・性風俗・地域経済・宗教的対立・政治的背景などを再現する。女性史的視点から、妊娠や出産、薬草栽培・機織り・家事といった記録に残りにくい女性たちの日常生活や、助産婦と男性医師の関係なども描き出す。抜粋された日記は簡潔で淡々とした日々の記録だが、ウルリッヒの丹念な調査と分析から、アメリカ初期の社会と、晩年まで天職をまっとうした強靭で心優しい女性の人生が生き生きとよみがえる。1991年ピューリッツァー賞受賞図書、待望の翻訳。