「グランプリ女優」京マチ子の誕生

フランスの日本映画受容史

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著者:中山信子 
出版社:彩流社 
価格:3,000円

発売日:2025年04月
判型:四六判/ページ数:296
ISBN:9784779130366

内容情報(日販商品データベースより)

『羅生門』から『鍵』まで、フランスで京マチ子はどう見られたのか──

『羅生門』(1951ヴェネツィア)、『雨月物語』(53ヴェネツィア)、『地獄門』(54カンヌ)に主演し、「グランプリ女優」と呼ばれた京マチ子(1924?2019)。

フランスでは1952〜60年に出演作品8本が劇場公開され、フランスの観客にもっとも親しまれた日本人女優であった(引退後も3作品が公開)。

作品の評価、彼女の演技、演じた女性像はどのように受け止められたのか、日仏の新聞・雑誌の言説を比較検討し、作品の受容に関する政治的、経済的、社会的側面を考察する。

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