オーケストラと日本人

叢書ビブリオムジカ  
お取り寄せ
(品切れの場合はご連絡いたします)

著者:井上登喜子 
出版社:アルテスパブリッシング 松沢書店
価格:2,800円

発売日:2025年02月
判型:A5/ページ数:272
ISBN:9784865593051

内容情報(日販商品データベースより)

日本のクラシック音楽、100年の軌跡を可視化する!

大正期から今日までの演奏会データを徹底分析し、

わたしたちの音楽文化形成の過程を実証する。



ベートーヴェンなどドイツ音楽への傾倒、

カルメン人気にみる大衆音楽への接続、

そして「正典」を中心に均質化するレパートリー──



大正時代から21世紀初頭まで、

100年間にわたるプロ・オーケストラや

学生オーケストラの演奏会データを分析し、

人気レパートリーの形成と、

一部の作品が「正典」として権威を獲得するまでのプロセスを追い、

さらにヨーロッパやアメリカとの比較をつうじて、

日本人がクラシック音楽とどのように向き合い、

受け容れてきたのかを解き明かす。

日本の音楽文化の真実に実証的にせまる意欲的な研究!

<< 前のページへ