農村における結合関係の比較史

日本・中国・より広い世界

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著者:坂口正彦 飯田恭 
出版社:日本経済評論社 
価格:4,600円

発売日:2025年01月
判型:A5/ページ数:240
ISBN:9784818826748

内容情報(日販商品データベースより)

人びとが紡ぐ種々の「結合関係」は、その生存・生活をどのように支えたのか。村落が果たした役割を検討し、さらに視野を拡げ、村の共同性をめぐり、日本とアジアの比較で示された論点を、ヨーロッパ、ラテンアメリカとも接続させ、その共通性と差異を捉え直す。

[目次]
序 章 日中村落比較史論の再検討に向けて  (坂口正彦・飯田恭)
 第T部 日本・中国・台湾の村落比較
第一章 近代日本村落の特質を再考する:中国農村社会論をふまえて  (坂口正彦)
第二章 中華人民共和国初期、華北村落に見る人的結合の複層性    (河野 正)
第三章 村落二重構造論から台湾村落を捉える:制度とその受容   (前野清太朗)
第四章 現代山村の集落自治と存続条件:島根県浜田市弥栄町の事例から (相川陽一)
 第U部 より広い世界からの照射
第五章 プロイセンから見た日本と中国:近世農村比較の一試論 (飯田 恭)
第六章 近世・近代日本における養子継承の歴史的位相       (中西 聡)
コラム ラテンアメリカの連帯経済に見る社会関係:COPAVIの事例 (佐野聖香)
終 章 総  括               (坂口正彦・飯田恭・河野正)

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