政治資本論 自分技術/権力関係/場所統治
国家に個人が包摂され、個人と国家が共世界を合致させていることに対して、自分技術の政治資本を個々人が働かせること。政治は選挙なる日
常の遮断に絡めとられることにはない。日々の自分の自分に対する知的かつ情動の政治作用である。規範化権力と制度化権力を関係づける<想
幻化権力>の働きを開削し、幻想・イデオロギーでは考えられていない政治を明らかにする。右傾化する世界への対峙、ネット社会のただの政
治意見を脱して、社会政治に対するパブリックな場所の統治政治を開く。
マルクス資本論の先に資本のポジティブ力を切り開く、「性的資本論」につぐ山本資本論(全18 冊)の第2弾。