文学をひらく鍵 ジェンダーから読む日本近現代文学
ジェンダーの〈鍵〉で文学のあらたな扉をひらく
不確実性が日常を覆う時代に、私たちは何を指針とし、どのように未来を切り開くべきか。この問いに挑むカギとなる視座「ジェンダー」。社会を形作る通念を鋭く問い直し、過去と現在、そして未来を結びつける新たな視点を提供する本書。文学を通じてジェンダーを考察することで、複雑な現代社会に新しい光を投げかける。
「ジェンダー」を縦糸に、「社会」「宗教」「身体」「芸術」を横糸に、文学の新たな問題系を浮き彫りにする。
文学×ジェンダー×〔T・U・V・W〕
T 社会:文学研究の方法や、社会への問題意識
U 宗教:宗教が持つジェンダーの両義性
V 身体:身体表象から問うジェンダー
W 芸術:芸術論・音楽・演劇・ゲーム文学とジェンダー