帝国で読み解く近現代史

中公新書ラクレ 827 
仕入元在庫あり

著者:岡本隆司 君塚直隆 
出版社:中央公論新社 
価格:1,050円

発売日:2024年12月
判型:新書/ページ数:256
ISBN:9784121508270

内容情報(日販商品データベースより)

アメリカ、ロシア、中国の行動原理を理解するキーワード!



果たして「帝国」は悪なのか? そもそも「帝国」とはいかなる存在なのか? 皇帝がいない国でも「帝国主義」を標榜するとはどういうことか――

それぞれ中国史と英国史を専門に、東西の歴史に通ずる2人の研究者が、「帝国」をキーワードに世界の近現代史を捉え直す。今までになかった新しい視点による、近現代から現代までの歴史に流れを読み解く目を養える一冊。対談のため、充実した内容ながら全編にわたってわかりやすく読み進められる。



【目次】

序章 「帝国」とは何か

第1章 ヨーロッパと中華世界、東西の帝国の邂逅

第2章 押し寄せる列強と東アジア

第3章 ナショナリズムの高まりと帝国の変容

第4章 解体される帝国、生き残る帝国

第5章 アメリカとソ連――新しい二つの帝国の時代

終章 最後にもう一度帝国とは何かを考える

あとがき代わりの対談

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