音楽の力と市民
協創の文化資本
私たちはなぜ、音楽を捨てられないのか?
こころに働きかけ、生きるエネルギーを育むからだ。
ナチスは党大会を「マイスタージンガー」の演奏で始めた。パリオリンピックはジョニー・アリデーの「Que je t’aime」(ク・ジュ・テーム)」に始まり、締めはセリーヌ・ディオンでフランス全土を沸かせた。人々はなぜ、こんなに音楽を愛するのか?
本書は 1)音楽活動の担い手 2)音楽そのもの3)音楽活動の場 4)担い手の育成・支援を対象領域とし、とりわけ独自の蓄積を見せてきた大阪の音楽シーンを掘り下げる。
「サントリー1万人の第九」公演の舞台裏、官民が“協奏”して生まれる新しいライブ空間、シンガーソ
ングライターの草の根音楽活動なども紹介。コロナ禍以後の現状も報告し、地域に沁み込む音楽文化資本を論じる“音楽愛の讃歌”でもある。