マイクロプロセッサ・アーキテクチャ教科書
PCに限らず,現在では身の回りのありとあらゆる電子機器にプロセッサが使われている.本書ではそのプロセッサに焦点をあて,動作のしくみについて詳しく解説する.パイプラインやスーパースカラの構造,キャッシュやMMUの動作,割り込みや例外,浮動小数点演算の方法,仮想化とハイパーバイザ,AIプロセッサなど,プロセッサとそれに関連する事柄を取り上げる.
さらに近年注目を集めているArmとRISC-Vについては,命令セットアーキテクチャからTrustZoneに至るまで,これ1冊で理解できる.
本書は,実際の各種アーキテクチャのプロセッサの構造を解説し比較しながら解説することで,より実務的で実践的なプロセッサ解説書となっている.
※本書は2004年発売の「マイクロプロセッサ・アーキテクチャ入門」を大幅に加筆し,再編集したものです.