アメリカの悲劇 下
著者:セオドア・ドライサー 村山淳彦
出版社:花伝社 共栄書房
価格:3,000円
発売日:2024年11月
判型:B5/ページ数:568
ISBN:9784763421449
「おれはほんとに救われたのだろうか。人生ってこんなにもあっけないものなのか」
実際の事件をもとに、ドライサーが描き出した〈ゆがんだ社会構造〉と〈人間のこころの弱さ〉。刊行から100年が経つ今、快楽を追い求め倫理を失いゆく青年の物語は、わたしたちに何を語りかけるのか。
資本主義社会の欺瞞を描く、不朽の名作
(あらすじ)
ついにロバータが湖で溺死した。
上流階級のソンドラとの恋とその名声に目がくらみ、意図せずとはいえ女工ロバータを見殺しにした、青年クライド。事件発覚を契機に、水面下では政治、メディア、法廷が動き出す。そして、ついにその審判の時がきた−−
平凡な若者が落ち込んだ苦境を通じて、近代アメリカ社会の闇を克明に描き出す、アメリカ自然主義文学の先駆的傑作。