カラス その生と歌より
テッド・ヒューズ詩集
著者:テッド・ヒューズ 木村慧子 山中章子 出版社:小鳥遊書房 鍬谷書店 価格:2,600円 発売日:2024年08月 判型:四六判/ページ数:208 ISBN:9784867800522
人間は人間になれず神は神になれなかった。 その苦悶は大きくなった。 カラスは にやりとして 叫んだ── 「これがおれの創造だ」(「最も黒くなったカラス」)イギリスの桂冠詩人、テッド・ヒューズが妻シルヴィア・プラスの自死、恋人のアッシアと娘のシューラの心中を経て善と悪、愛と憎しみ、神と人間について著した詩集。カラスは悪の化身か、神の遣いか、ヒューズ自身か……。
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