30歳からの漢詩エントリー

それは「どう生きるか」を考えること

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著者:山口謠司 
出版社:dZERO トランスビュー 八木書店
価格:2,200円

発売日:2024年04月
判型:四六判/ページ数:280
ISBN:9784907623692

内容情報(日販商品データベースより)

漢詩とは――。

大人の教養、知性の最高峰、時空を超える異才たちの文学。

ディストピアとユートピア、欲望と無心、絶望と希望、知と情。

希望なき世界を見た詩人が到達した境地。





それを知らないまま大人になるなんて!









【本文より抜粋】



日本の文学として高校三年生で必修になっていた「漢文」は必修ではないし、



それ以上にもう森鴎外の『舞姫』も、夏目漱石の『こころ』も学びません。



多くの高校生が「国語」の授業で学ぶのは、「論理国語」と呼ばれる「契約書」などの文章なのです。







漢文は、「簡素」をもって「旨」(もっとも大切なこと)とします。



漢文を使って文章を書いていた人たちは、書いたものを何度も頭の中で繰り返し、



不必要なものを切り捨てていきました。



書き捨てる文章とは違って、何かを伝えようとする熱いものがあればあるほど、



文章は複雑な層が重なりあうような姿になっていきます。







漢文や漢詩を読むために必要な基礎知識は、はっきり言ってありません。あるとすれば、



「自分がどう生きるのか」を考えることが、漢文や漢詩を理解し楽しむ道を作ってくれるでしょう。

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