人殺しは夕方やってきた

マルレーン・ハウスホーファー短篇集

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著者:マルレーン・ハウスホーファー 松永美穂 
出版社:書肆侃侃房 地方・小出版流通センター
価格:2,100円

発売日:2024年04月
判型:四六判/ページ数:244
ISBN:9784863856219

内容情報(日販商品データベースより)

山の中でたった一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で、世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。

多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、知られざる短篇小説名作集がついに邦訳!





西崎憲さん(作家・翻訳家・音楽家・「惑星と口笛」主宰)賞賛!!



ここが抒情の終着点 先はない

なんというみずみずしさ。本からこぼれだすのは、少女や友達、家や風景、おもしろい夢をみる女性や人を殺してしまった男性たち。永遠は子供の形で現れ、細部は不可知を囁く。マルレーン・ハウスホーファーはドイツ語園で最良最高の抒情を達成した。 







収録作はオーストリアの村で生まれ育ったマルレーン・ハウスホーファーの少女時代を彷彿させる。共に暮らした人々や動物たち……そして、平和な暮らしを一変させる戦争の影。

文学ムック「たべるのがおそい」vol.4収録の「さくらんぼ」「雌牛事件」「フォン・ガイエン氏の夜の出逢い」ほか、かなしみにユーモアをまぶした切なく心あたたまる作品集。

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