遠藤周作 女性を描く

仕入元在庫あり

著者:笛木美佳 
出版社:鼎書房 八木書店
価格:6,000円

発売日:2023年12月
判型:A5/ページ数:416
ISBN:9784907282936

内容情報(日販商品データベースより)

遠藤周作が求め続けた女性像。

遠藤文学の核心にある愛と宗教観は女性に託されていた。〈母〉〈聖女〉〈空虚感〉などをキーワードに、70作品超の分析と読解を通して、遠藤のメッセージを解明する。



◇本書で取り上げた遠藤周作が描いた女性たち◇

森田ミツ「わたしが・棄てた・女」「灯のうるむ頃」「ピエロの歌」「スキャンダル」など/理想の女性 キク・サチ子「女の一生 一部・キクの場合」「二部・サチ子の場合」/説得する女性 朝吹志乃「楽天大将」/歴史小説の女性 ユリア「ユリアとよぶ女」 細川ガラシャ「日本の聖女」 お市「反逆」「決戦の時」「女」/空虚感を抱く女性 上田ノブ「海と毒薬」 大河内葉子「真昼の悪魔」 成瀬美津子「深い河」/母「影に対して」「影法師」「母なるもの」など、その他多数。

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