戦時下の<文化>を考える
昭和一〇年代<文化>の言説分析
著者:松本和也(国文学) 出版社:思文閣出版 価格:10,000円 発売日:2023年08月 判型:A5/ページ数:260 ISBN:9784784220618
昭和戦前期、〈文化〉はどのように語られ、いかなる意味を担っていたのか──。日中戦争開戦前、フランスを中心とする思想にアクセスできる文学者や哲学者にとって、〈文化〉は迫り来るファシズムに抵抗するための根拠だった。それからわずか数年、〈文化〉は多くの国民が関わり、太平洋戦争を支える旗印となっていった。本書では、この「文化の擁護」から「文化の建設」へと至る歴史的転回を、当時の膨大な言説の分析から検証した。
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