日本映画とナショナリズムの時代
娯楽・闘争・プロパガンダ
著者:岩本憲児 出版社:森話社 価格:4,800円 発売日:2023年03月 判型:B5/ページ数:440 ISBN:9784864051743
明治のなかば、映画の渡来時に残された短いフィルムの断片、日本映画が自立するための試行錯誤、そしてプロレタリア映画運動が弾圧され、次いで戦意高揚のために政府・軍部が主導した映画、さらに占領軍の視線の下での戦後映画の出発──。ナショナリズムが大きくせり出してくるなかで、時代の波に揺れ続けた日本映画の姿と、その渦中に生きた映画人たちを描く。
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