キリスト教教父著作集 第10巻
著者:オリゲネス 出村みや子
出版社:教文館 日本キリスト教書販売
価格:5,900円
発売日:2022年12月
判型:A5/ページ数:290
ISBN:9784764229105
異教徒哲学者ケルソスの『真正な教え』への弁明として書かれ、2-3世紀の護教論運動の頂点を画したと評されるオリゲネスの『ケルソス駁論』。最終巻(第6-8巻)となる本書には、ローマの知識人や権力者に向けて、キリスト教がローマ帝国の社会秩序や宗教祭儀、社会道徳に資する優れた宗教であることが主張されている。聖書解釈者・神学者としてのオリゲネスの力量が遺憾なく発揮された書であり、当時の教会と国家の関係を知る上でも必読。