ヴィンテージ・ピアニストの魅力

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著者:青柳いづみこ 
出版社:アルテスパブリッシング 松沢書店
価格:2,000円

発売日:2022年09月
判型:四六判/ページ数:224
ISBN:9784865592641

内容情報(日販商品データベースより)

チッコリーニ[1925-2015]、バレンボイム[1942-]、アルゲリッチ[1941-]、

ルプー[1945-2022]、アファナシエフ[1947-]、プレスラー[1923-]、

室井摩耶子[1921-]、フジコ・ヘミング[1932-]、舘野泉[1936-]、

高橋悠治[1938-]、高橋アキ[1944-]、そして著者自身[1950-]……



長いキャリアを経てなお矍鑠(かくしゃく)として活躍をつづけ、

味わい深い音楽を届けてくれる「ヴィンテージ・ピアニスト」たち。

彼らはなぜ演奏をつづけるのか。なぜ至高であり続けられるのか──。

その音楽の秘密と活力の源泉にせまる。



ピアニストとして第一線で活躍し、多数の著書で賞を受賞、

文筆家としても名高い青柳いづみこならではの、

洞察と愛情あふれる筆致で描く珠玉の演奏家論。



亡き吉田秀和氏がホロヴィッツを「ひびのはいった骨董品」と評したのは有名な話だが、

ひびが入るどころかバリバリの新品の完成度に「骨董品」の味わいを加えた弾き手がたくさんいることに驚かされる。

なぜ彼らは、体力・記憶力の衰えにもめげず、演奏活動を継続させることができたのか。

内外の長寿ピアニスト40人を紹介しつつ、息の長い活動の秘訣をさぐってみよう。(本書「序文」より)

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