学校リスク論
本書の目的は、学校管理下のリスクを幅広く「見える化」し、そのリスク管理のあり方を検討することで、次の2つの観点から特徴づけられる。第一に、自然科学と社会科学の両者の考え方を柔軟に取り入れていく。また、教育学に加えて、安全工学・スポーツ科学・法律学等の知見を活用して、学校の安全を追求していく。第二に、生徒だけではなく教師のリスクにも着目する。教師が健全であってはじめて子どもを守ることができるという考え方である。このようにさまざまな角度から学校管理下のリスクを直視し、課題の解決を模索する。