君が走っていったんだろう
著者:木下侑介
出版社:書肆侃侃房 地方・小出版流通センター
価格:1,700円
発売日:2021年10月
判型:四六判/ページ数:141
ISBN:9784863854888
1000年たっても青春である
視界が開ける。いつもの世界が新しくなる。
若い世代の生きづらさに寄り添う歌。
(千葉聡?)
【5首】
目を閉じた人から順に夏になる光の中で君に出会った
海だってあなたが言えばそうだろう涙と言えばそうなんだろう
雨に会うそのためだけに作られた傘を広げて君を待ってる
花にルビをふるように降る雨、雨の名前は誰にも分からないけど
「幸せに暮らしましたが死にました。けれど死ぬまで幸せでした」