100年前のパンデミック
日本のキリスト教はスペイン風邪とどう向き合ったか
著者:富坂キリスト教センター
出版社:新教出版社 日本キリスト教書販売
価格:1,500円
発売日:2021年06月
判型:A5/ページ数:191
ISBN:9784400213307
歴史の欠落を埋める貴重な共同研究!
スペイン風邪は、当時の日本人の4割以上が感染し、35万人が死亡した大惨事だった。しかし、キリスト教史にほとんど言及されることがなく、キリスト教が当時どのような対応をとっていたのか不明だった。本書は、
・各教派や学校の機関紙誌、また教界の指導的人物の日記を徹底的に読み込み、当時のキリスト者が、スペイン風邪についてどのように考えていたのか、また教会としてどのような取り組みをしていたのかを探る。
・巻末に当時の資料からの詳細な抜粋一覧を付す。
・感染症対策の専門家で、東京都看護協会 危機管理室アドバイザーを務める堀成美氏の5 編のコラムを付す。