オリゲネスサムエル記上説教

Origenis Somilia
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著者:オリゲネス 小高毅 堀江知己 
出版社:日本基督教団出版局 日本キリスト教書販売
価格:2,400円

発売日:2021年04月
判型:A5/ページ数:141
ISBN:9784818410817

内容情報(日販商品データベースより)

3世紀最大のキリスト教神学者による、旧約聖書の説き明かし

古代教会初の教義学者オリゲネスの、サムエル記上による説教──厳格な説教者オリゲネスの姿を浮かび上がらせる第1説教、一見異教的なエン・ドルの口寄せの記述をキリストの陰府降りと重ね説き明かす第2説教──とサムエル記上に関する断片を完訳、詳細な背景の解説を付す。

【目次】
説教1 サムエル記上1章1節―2章6節a《堀江知己訳》
 エルカナ、ペニナ、ハンナ、サムエル、エリ、ホフニ、ピネハスについて
説教2 サムエル記上28章3―25節《小高 毅訳》
 エン・ドルの口寄せに関して
サムエル記上に関する著作の断片(断片1〓14)《堀江知己訳》
解説《堀江知己》
 ・ラテン語説教の底本について
 ・ギリシア語原文の説教の底本について
 ・オリゲネス『サムエル記上説教』について
 ・ラテン語訳のオリゲネス『サムエル記上説教』について
 ・ラテン語訳のオリゲネス『サムエル記上説教』に関する伝承・翻訳
  【考察1  厳格な説教者オリゲネス】
  【考察2 オリゲネスによる、神のアパテイア論】
 ・説教 エン・ドルの口寄せ女に関する伝承・翻訳
  【考察3  アンティオキア学派による猛攻撃】
 ・オリゲネスによるサムエル記上に関する断片
参考文献一覧
後記《堀江知己》

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