刻を描く
田渕俊夫画集
日本美術院理事長で、2019年度の文化功労者にも選ばれた日本画家田渕俊夫の、画業60年を記念した回顧展の開催に合わせ、十数年ぶりに画集を刊行。
初期の作品から新作の絵巻まで50点を掲載、60年の画業を凝縮して回顧する内容となっています。
悠久の刻を描いた屏風作品、智積院や永平寺の障壁画、鶴岡八幡宮絵巻などの大作を、観音開きでダイナミックに見ることができます。
また、令和改元の際の皇室行事「大饗の儀」のために制作した宮内庁蔵の《悠紀地方風俗歌屏風》の掲載も叶いました。
本書では、風景を見て、そこに生きる人々の息づかいを思い、光、命、人、刻を描き出す田渕俊夫の世界観を伝えるため、「水と光」「草と花」「旅と刻」「人の刻」「命と光」というテーマに分けて、作品を掲載。
制作年順に見るのとは違ったアプローチで、田渕俊夫の今に迫ります。