絶体絶命文芸時評

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著者:佐々木敦 
出版社:書肆侃侃房 地方・小出版流通センター
価格:2,000円

発売日:2020年09月
判型:四六判/ページ数:336
ISBN:9784863854154

内容情報(日販商品データベースより)

批評から創作へ



映画の人、音楽の人、演劇の人、そして文学の人へ。多面体ゆえに球はどこからでも飛んでくる。しかもいつも真剣勝負だ。長年の批評者から創作者へと切り込んだ彼の時評は、核心を突く。創作の道で迷ったら読んでほしい。



佐々木敦、たぶん最後の文芸時評。





文芸時評をやるにあたっての私の方針は、とにかく愚直に(頑固に?)、なるべく小説を取り上げていこう、ということだった。まずは何を措いても「小説」を評さなくてはならない。文芸誌には文芸誌にしか載らないような、或る種の(この「或る種の」が問題なのだけど)小説が載っている。私はそれをとても興味深く、好ましいことだと考えている。

(著者あとがきより)

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