黒澤明の羅生門

フィルムに籠めた告白と鎮魂

Kurosawa’s Rashomon:His confession and repose of souls
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著者:ポール・アンドラ 北村匡平 
出版社:新潮社 
価格:2,500円

発売日:2019年05月
判型:B6変/ページ数:301
ISBN:9784105071110

内容情報(日販商品データベースより)

監督の実体験を不朽の名作に昇華させた過程を読み解く世界初の試み。ヴェネツィアとアカデミー賞を制し、「世界のクロサワ」を決定付けた屈指の名作『羅生門』。事件の真相が闇に葬られ、人のエゴが浮き彫りにされるといった普遍的なテーマを描きながら、ストーリーと細部には監督が目のあたりにした震災と兄の死など個人史と鎮魂のメッセージが刻まれていた。「日本でなく、外国で書かれたことに嫉妬を覚える」と研究者に言わしめた決定版映画論。

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