パウリ=ユング往復書簡集1932─1958
物理学者と心理学者の対話
著者:ヴォルフガング・パウリ カール・グスタフ・ユング 湯浅泰雄
出版社:ビイング・ネット・プレス
価格:6,300円
発売日:2018年08月
判型:A5/ページ数:411
ISBN:9784908055133
ノーベル物理学賞受賞者のヴォルフガング・パウリと心理学の巨人グスタフ・ユングが交わした往復書簡集。
本書に収められた書簡において、パウリはユングが唱える共時性の考え方を強く支持していたことが分かり、共時性の現象は心理的な現象であるとともに物理的現象としての性質を持つとする。
本書によって共時性問題の背景が明らかになるだけではなく、往復書簡を通して行われた物理学者と心理学者による共時性の研究は、科学と人間性の関係についての深い探求と洞察に満ち、今日的課題を投げかけている。