ローマ帝国のたそがれとアウグスティヌス
著者:磯部隆
出版社:新教出版社 日本キリスト教書販売
価格:2,200円
発売日:2017年12月
判型:四六判/ページ数:355
ISBN:9784400227540
古代末期の神学的巨人の生涯を、帝国の衰亡史と重ねつつ、
弟子アリピウスの述懐を通して描いた壮大な歴史小説。
「ローマ帝国末期という時代、ひとは現在の閉鎖性を突破しようとした。そうした時代にアウグスティヌスが現れたのは偶然ではないし、またその時代それじたい探究に値するだろう。この時代の歩みを、時代を代表する人びとを中心にたどり、できれば彼らの内面にも視線を投げてみたい。」(本書より)