ところで、きょう指揮したのは?
秋山和慶回想録
著者:秋山和慶 冨沢佐一
出版社:アルテスパブリッシング 松沢書店
価格:1,900円
発売日:2015年02月
判型:B6/ページ数:288
ISBN:9784865591170
「秋山さんは、斎藤秀雄先生のいちばん理想的な弟子だと私は今でも思っておりますし、斎藤先生の指揮法をいちばん正しく受け継いでいるのが秋山さんです」
──小澤征爾(指揮者)
「日本楽壇が世界に誇る巨匠。マエストロと呼ぶにふさわしい気品と風格。
桐朋の高校生だった頃から、秋山さんは私たち下級生の憧れのリーダーでした。その溢れるばかりの魅力と求心力は、今も増すばかり。
そう、協演年数が半世紀を越す長いお付き合いの私ですが、秋山さんは常にはるか若き日の青春の象徴、永遠の憧れの先輩なのです」
──中村紘子(ピアニスト)
師・斎藤秀雄、盟友・小澤征爾、弟子たちとの交流、
ストコフスキー、グールドら巨匠の思い出、
内外のオーケストラとの演奏活動、趣味の鉄道……
世界のアキヤマが初めて語った指揮者人生のすべて!
「斎藤先生からも『音楽を利用して自分の名声を高めようとしてはならない』と強く戒められていました。指揮者はめだたず、ひたすらよい音楽を求めるべきだというのが私の信念です。
──秋山和慶(本文より)
文化功労者顕彰&指揮者生活50年記念出版。