同じ白さで雪は降りくる
著者:中畑智江 大塚寅彦
出版社:書肆侃侃房 地方・小出版流通センター
価格:1,700円
発売日:2014年09月
判型:B6/ページ数:141
ISBN:9784863851597
「うつつ」を超える「ゆめ」
わたくしが〈私〉という荷を背負うときそれも一つの旅のはじまり
中畑智江はこの歌集で歌人としての〈私〉を背負ったのである。
旅は始まった。
大塚寅彦
<自選短歌五首>
まだ青きトマトの皮をむくような衣更えする初夏の雨ふり
レタスからレタス生まれているような心地で?がす朝のレタスを
表札にとんぼ止まれば照りつつもこの家の姓に影を落とせり
南国の木の実でできたお茶碗がわたしの離島のように在る午後
数えられないもの数多あふれたるこの世それらを数えるこの世