無伴奏
イザイ、バッハ、そしてフィドルの記憶へ
著者:小沼純一
出版社:アルテスパブリッシング 松沢書店
価格:1,900円
発売日:2008年11月
判型:B6/ページ数:208
ISBN:9784903951119
今年生誕150年を迎えるベルギーの作曲家ウジェーヌ・イザイの生涯と、彼が1924年に作曲した《無伴奏ヴァイオリン・ソナタ》全6曲を中心にしながら、バッハをはじめとする無伴奏ヴァイオリンのための作品を俯瞰し、さらにこの楽器が民衆のあいだで「フィドル」とよばれていたころのいにしえの記憶にまでさかのぼって、「ひとりで音楽を演奏すること/聴くこと」についての根源的な問いを提示した音楽論。