音盤博物誌
著者:片山杜秀
出版社:アルテスパブリッシング 松沢書店
価格:1,900円
発売日:2008年05月
判型:B6/ページ数:328
ISBN:9784903951072
第30回サントリー学芸賞、第18回吉田秀和賞をダブル受賞!
「天才と博識がはじけ出てくるような批評集である」(吉田秀和賞選評より)
「なによりも自分の好きな作曲家や作品を紹介したいというおおらかな肯定の意志が素晴しい」(川本三郎氏、サントリー学芸賞選評より)
シューベルトを近眼派音楽の夜明けと断じ、金満的ヴィブラートの淵源はクライスラーにありと喝破、信時潔から坂本龍一にいたる隠された楽統を暴き出し、ショスタコと恋愛映画の意外な親和性を解明する──
音盤の博物学者・片山杜秀が渡り歩いた傑作・問題作。
『レコード芸術』誌の人気連載、堂々の完結篇!