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報知新聞社 池崎大輔
点
プロ車いすラグビープレーヤー、同日本代表として活躍する池崎大輔選手初の自伝。車いすバスケットボールでの挫折を経て出会った車いすラグビーへの情熱はもちろん、これまでほとんど語られなかった幼少期、自身の病気、家族についても赤裸々に明かしている。「全然強くない」池崎選手が何度もへこみ、何度も立ち上がってきた姿は、障害の有無にかかわらず読む人に「力」を与えてくれる。
第1章 人生を変えてくれた車いすラグビー第2章 もっと車いすラグビー!第3章 ふるさと函館第4章 うつ病とケビンと第5章 障害者も健常者も第6章 ところ変われば番外編 池崎大輔をもっと知ってほしい
車いすラグビー日本代表として、2024年夏のパリ・パラリンピックでの活躍が期待される池崎大輔選手初の自叙伝。6歳でシャルコー・マリー・トゥース病(手足の筋肉が徐々に低下する、日本人では1万人に1人が発症するといわれる神経系の難病)を発症。岩見沢高等養護学校(北海道)で車いすバスケットボールに出会って競技を始めたものの、両手の握力のなさから次第に選手としての限界を感じるようになった。そんな時、車いすラグビーの関係者から声を掛けてもらい、30歳で競技転向を決断。あっという間に才能を開花させ、2年後に日本代表に選出されると、海外リーグにも積極的に参戦し経験を積んできた。パラリンピックは3大会連続出場中で、ロンドン大会4位、リオデジャネイロ、東京大会はともに銅メダル。目前に控えるパリでは悲願の金メダル目指し、トレーニング、練習に励む毎日を送っている。池崎選手が「人生を変えてくれた」と言い切る車いすラグビーは、競技用車いす(ラグ車)同士が容赦なくぶつかり合うのが魅力の一つ。「マーダーボール(殺人球技)」の異名さえついた激しいスポーツは、一度観たらやみつきになるほど迫力十分だ。ぶつかって倒されると、選手は一人で起き上がることができない。すぐに待機しているスタッフが起こしてくれるのだが、また倒れる。でも諦めない。倒れたら人の助けを借りて、何度でも何度でも起き上がる。それはどこか生きる道に似ている。「車いすに乗っているくらいで、果たして障害と言えるのか。(中略)人それぞれ障害のようなものはあるでしょう。英語が苦手な人は街で外国人観光客を相手に話せないこともそうだし、背が低い人は高い所のものを取れない。大きい人は体をコンパクトに使いこなすのは難しい」(本文「障害とは何か」より)。競技を通じて自らの生き様を示し、「個々の“障害”を受け入れ合い、全ての人が自然に共生する社会」の実現を願う著者の言葉には、時にハッとさせられる。 カバー写真撮影は竹見脩吾氏。ラグ車ごと倒され、起こしてもらうのを待っているシーンを激写した。真っすぐ上を見つめる池崎選手の目線の先には何があるのか。本書で確認してほしい。家族、大好きな故郷・函館(北海道)の話、競技について、人生で思うことに加え、これまで語ってこなかったエピソードが満載。車いすラグビーのルールも掲載しており、観戦のお供にも最適な一冊となっている。
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[BOOKデータベースより]
プロ車いすラグビープレーヤー、同日本代表として活躍する池崎大輔選手初の自伝。車いすバスケットボールでの挫折を経て出会った車いすラグビーへの情熱はもちろん、これまでほとんど語られなかった幼少期、自身の病気、家族についても赤裸々に明かしている。「全然強くない」池崎選手が何度もへこみ、何度も立ち上がってきた姿は、障害の有無にかかわらず読む人に「力」を与えてくれる。
第1章 人生を変えてくれた車いすラグビー
[日販商品データベースより]第2章 もっと車いすラグビー!
第3章 ふるさと函館
第4章 うつ病とケビンと
第5章 障害者も健常者も
第6章 ところ変われば
番外編 池崎大輔をもっと知ってほしい
車いすラグビー日本代表として、2024年夏のパリ・パラリンピックでの活躍が期待される池崎大輔選手初の自叙伝。6歳でシャルコー・マリー・トゥース病(手足の筋肉が徐々に低下する、日本人では1万人に1人が発症するといわれる神経系の難病)を発症。岩見沢高等養護学校(北海道)で車いすバスケットボールに出会って競技を始めたものの、両手の握力のなさから次第に選手としての限界を感じるようになった。そんな時、車いすラグビーの関係者から声を掛けてもらい、30歳で競技転向を決断。あっという間に才能を開花させ、2年後に日本代表に選出されると、海外リーグにも積極的に参戦し経験を積んできた。パラリンピックは3大会連続出場中で、ロンドン大会4位、リオデジャネイロ、東京大会はともに銅メダル。目前に控えるパリでは悲願の金メダル目指し、トレーニング、練習に励む毎日を送っている。
池崎選手が「人生を変えてくれた」と言い切る車いすラグビーは、競技用車いす(ラグ車)同士が容赦なくぶつかり合うのが魅力の一つ。「マーダーボール(殺人球技)」の異名さえついた激しいスポーツは、一度観たらやみつきになるほど迫力十分だ。ぶつかって倒されると、選手は一人で起き上がることができない。すぐに待機しているスタッフが起こしてくれるのだが、また倒れる。でも諦めない。倒れたら人の助けを借りて、何度でも何度でも起き上がる。それはどこか生きる道に似ている。「車いすに乗っているくらいで、果たして障害と言えるのか。(中略)人それぞれ障害のようなものはあるでしょう。英語が苦手な人は街で外国人観光客を相手に話せないこともそうだし、背が低い人は高い所のものを取れない。大きい人は体をコンパクトに使いこなすのは難しい」(本文「障害とは何か」より)。競技を通じて自らの生き様を示し、「個々の“障害”を受け入れ合い、全ての人が自然に共生する社会」の実現を願う著者の言葉には、時にハッとさせられる。
カバー写真撮影は竹見脩吾氏。ラグ車ごと倒され、起こしてもらうのを待っているシーンを激写した。真っすぐ上を見つめる池崎選手の目線の先には何があるのか。本書で確認してほしい。家族、大好きな故郷・函館(北海道)の話、競技について、人生で思うことに加え、これまで語ってこなかったエピソードが満載。車いすラグビーのルールも掲載しており、観戦のお供にも最適な一冊となっている。