- 道元の哲学
-
『正法眼蔵』を読み解く
Minerva21世紀ライブラリー 94
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623096534
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[BOOKデータベースより]
道元の『正法眼蔵』で取り上げられるテーマは、真理・実在・心・自然・時間・生死・因果・修行・証悟など多領域にわたっているが、結局のところ、「自己とは何か」すなわち「父母未生以前の本来の面目は何か」という問題に集約される。道元は「覚」“さとり”の境位から現実の世界を「仏性」自身のあらわれとして、いいかえれば無差別・平等の真実そのものの世界として描き出す。本書において、仏教的というよりもむしろ日本的ともいうべき道元思想の精髄が、親鸞・本居宣長・西田幾多郎等の思想との比較・対照において余すところなく示される。
序章 道元の哲学と『正法眼蔵』
[日販商品データベースより]第1章 真理論―「現成公案」を読み解く
第2章 実在論―悉有は仏性なり
第3章 時間論―有時の而今
第4章 自然観
第5章 生死観
終章 道元と西田幾多郎、あるいは日本の哲学
道元の『正法眼蔵』で取り上げられるテーマは、真理・実在・心・自然・時間・生死・因果・修行・証悟など多領域にわたっているが、結局のところ、「自己とは何か」すなわち「父母未生以前の本来の面目は何か」という問題に集約される。道元は「覚」〈さとり〉の境位から現実の世界を「仏性」自身のあらわれとして、いいかえれば無差別・平等の真実そのものの世界として描き出す。
本書において、仏教的というよりもむしろ日本的ともいうべき道元思想の精髄が、親鸞・本居宣長・西田幾多郎等の思想との比較・対