この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 星月夜
-
価格：2,970円（本体2,700円＋税）
【2023年03月発売】
- 小さな径の画
-
価格：2,200円（本体2,000円＋税）
【2022年09月発売】
- 今夜凶暴だからわたし
-
価格：2,640円（本体2,400円＋税）
【2019年12月発売】
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
第１章 水玉 平成二十五年～平成二十八年
[日販商品データベースより]第２章 花サラダ 平成二十九年～平成三十一年
第３章 黙食 令和元年～令和三年
●第一句集
空白の時綴るごと花吹雪
花吹雪のただなかにいると、すべてが空白─無になってゆくような、それでいて永
遠を感じる気がするのではないだろうか。
序・髙橋道子
●自選句
梅雨上がる富士の裾野の米寿祝
初詣参道狭む山武杉
一枚の書かず了ひの夏見舞
浦島の煙飲み込む夏の海
独り占め月の兎がすべり台
事多き生まれ月過ぐ夜半の月
岩砕く鰐の歯となる冬怒濤
いつか来るさういふ日来る梅雨の月
黙食は父の教へや赤のまま
天高し一歩も引かぬ古書店主
灯火親し色褪せぬアンダーライン