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[BOOKデータベースより]
どんぐりのポーがころころころがって、どんぐりのプーにであいました。擬態語がたのしい!はじめての読み聞かせにぴったり!1〜2歳から。
[日販商品データベースより]子どもにとって身近な存在のどんぐり。そのどんぐりに友だちができたとしたら……? 野原をころころ駆けまわるつもりで遊べる絵本。
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どんぐりのポーはポットの家に住んでいます。ある日、家で退屈していたポーは、「ともだちさがしにいこう!」と出かけていきました。山をころころころがっていると、あちらからころころと転がってきた、どんぐりのプーとごっつんこ!ふたりは一緒に、葉っぱのロープにぶら下がったり、くものすのトランポリンで飛び跳ねたりして遊びます。「ころころぴょん!ころころぴょんぴょーん!」「ころころぶらーん!ころころぶらーん!」声に出して読むと、自分もどんぐりになって、飛んだり跳ねたりしている気分になってきます。ちいさい子どもたちも自然と音を真似したり、体が自然と動いてしまうかも。長年、幼稚園・保育園で、子どもたちと遊びながら過ごしてきた藤本ともひこさんのなせる技かもしれません。藤本さんの作品には、『バナーナ!』『パーンツ!』(講談社)など、音の楽しさを思いっきり味わえる作品が色々とあるのです。お話を読み終わってから表紙を見直すと、あれ? ポーとプーが持っている植物が気になってきます。ポーが持っているのはたんぽぽ、プーが持っているのはオオイヌノフグリでしょうか。本文中にも、ポーの家の周りにナズナが生えていたりと、いろんな雑草を見つけることができます。植物に注目すると、また違った物語を想像できるかもしれませんよ。何度も繰り返し読んで、いろんな音や絵を楽しんでくださいね。
(絵本ナビライター 出合聡美)
【情報提供・絵本ナビ】